しむです
遅ればせながら、アガリスクエンターテイメント第24回本公演〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』無事終演いたしました
ご来場いただいた皆さま気にかけてくださったみなさま、この公演に携わってくださったみなさま全てが共謀者です、誠にありがとうございました
個人的には楽しいとしんどいが常に50:50で共存していた公演でした
終演後のラジオ収録で冨坂さんに「なにがしんどかったの?」って、お前そんなにしんどいことなくないみたいに言われたけど、まあなにより稽古中盤まで役が何でもなかったことですよね、終演後共謀者の方にも言われたのですが、「中盤まで沈さん役割あるのかなって心配してました」って言われて、私もほんとに中盤までただみんなにつっこんで終わるのかなって思ったんですがそんなことはなく、最終的にはとにかく楽しい公演でした
今回の公演はいつもの当て書きと違って、いつもと違うキャラクターが割り振られた人もいたのですが自分はそんなことはなく、いつも通りのことしてるなあって、そこでちゃんと仕事出来てたのかなって思うことはありますが、終演後の感想など見る限り、出来てたのかなあって、直接なんか言われたわけじゃないからわかんないけど、ただ舞台上で聞いたお客様の笑い声はとても嬉しかったです、ほんとにありがとう、アンケートに「智美」とか「土門」って役名で書かれることが多くて嬉しかったです
楽しいとしんどいがさっきも言った通り50:50だったから、どうしても楽しいとしんどいが混合した感想になってしまいます、こういうのってほんとは見せるべきではないのだろうけど、今回はホンが遅かったのも何もかもお客さんに観てもらってたわけだし
ただ楽しかったのはほんとに楽しかった、私はこの作品今までのアガリスクで一番好きだし、「今までのアガリスクで一番好き」って感想たくさん見かけてめちゃくちゃ嬉しかった、捻くれとか屁理屈が全部どっか行って、悪ふざけでもなくみんな全力で作品に向き合ってたのが、とっても印象的だった、またやりたいかって言われたら難しいところ、再演でやって、再現出来るのかな、わかんないけど
それにしてもほんとに退路を塞いで行く劇団というか、次なにやるんだろ、いや演目は決まってるわけだけど、でもこういう作品作った後の我々って強いんだ、2月は『紅白旗合戦』のリベンジです
その前に沈個人は客演します、初めましての団体だけど昨年初めて作品を観た時退廃的な美しい世界に惚れ込みました、牡丹茶房に出演します
登場人物がみな無様で醜く愛おしい、今までの武器を全て封印しているようなフル活用しているような、そんな役でございます
10月三鷹の星のホールでお待ちしております